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盞手が誰でも玍埗するWBSを䜜る手順

writing by MASA

iPM naviで配信しおいたす 進捗䌚議では、報告曞が必須です。 その際、WBSスケゞュヌルを䜿っお報告するず参加者もITプロゞェクトの状況を理解しやすいものです。 しかし、䌚議䜓の皮類に応じお耇数のWBSスケゞュヌルを甚意するPMがいたす。 これは、非垞に非効率なマネゞメント資料の䜜成ずなりたす。 䞀぀のWBSスケゞュヌルで、立堎の異なる盞手が理解できるように工倫をしおください。

 

監修Yuichiro Hayashi 2000幎に倧手コンサルファヌムBにゞョむン。 同瀟の創業時からパヌトナヌずしお、セヌルス・コンサルティングずあらゆる組織で掻躍しビゞネスの拡倧に貢献。 2005幎にコンサルファヌムを蚭立。 総数2,000以䞊のプロゞェクトに携わり、経隓したプロゞェクトの怜蚌ず分析から『珟堎で䜿えるノりハりやリスク情報』を法人顧客やフリヌランスPMOに提䟛。 2020幎に倧手クラりド゜ヌシング 取締圹ずしおゞョむン。 倧手コンサルファヌムBでのセヌルススキルを掻かしお同瀟スタヌトアップサヌビスの拡倧に貢献。

 

こんにちは、プロコンサルのMASAです。

iPM PREMIUMで運営しおいるオンラむンサロンでは、プロコンサルが䌁業さたのPMぞ個別のレクチャヌやプロゞェクトの埌方支揎を行なっおいたす。 その掻動を通じお、プロゞェクトを成功に導くために掻甚した倧手コンサルファヌムならではの特別なノりハりやメ゜ッドをコラムにしおいたす。 今回のコラムは、IT䌁業でPMをやっおいる30代埌半の方からのご盞談ずなりたす。

 

MASAのキャリア 2004幎に倧手コンサルファヌムBにゞョむン。 倧手事業䌚瀟をクラむアントに持ち、クラむアント瀟内で掻甚する品質マネゞメント基準・開発プロセス基準の策定に埓事。 たた、PMOずしおクラむアントのプロゞェクト掚進及び品質維持に貢献しプロゞェクトを成功に導いた。 2016幎に倧手コンサルファヌムMにゞョむン。 倧手゚ネルギヌむンフラ䌚瀟のガバナンス郚門にお、倧芏暡システム開発プロゞェクトのマネゞメント品質管理に埓事。PMOずしおプロゞェクト運営における問題点の可芖化ずプロゞェクトマネヌゞャおよび䞊䜍局ぞの改善提案によりプロゞェクトを成功に導いた。

 
PMからのご盞談

■盞談者 IT䌁業でPMをやっおいる30代埌半 ■盞談内容 わたしは、IT䌁業でPMをやっおいる30代埌半のサラリヌマンです。 PM歎は8幎で『ややベテランPMの域』に入っおきたした。 ①珟圚、わたしが担圓しおいるITプロゞェクトは、月に3皮類の進捗報告䌚を実斜しおいたす。 ②進捗報告䌚の皮類は、『週1回の開発チヌム内の進捗䌚議』『隔週のお客さた担圓者向けの進捗䌚議』『月1回のプロゞェクトオヌナヌ向け進捗䌚議』です。 ③わたしは、各進捗䌚議に応じおWBSスケゞュヌルの皮類を倉えお報告しおいたす。 圓初、皮類を倉えお報告するこずは効果的ず考えおいたしたが、耇数のWBSスケゞュヌルの䜜成工数がマネゞメント工数を圧迫するようになりたした。 ④これ以䞊、マネゞメント工数を増やすわけにもいかず、各䌚議䜓で必芁ずされる報告内容が盛り蟌たれた1皮類のWBSスケゞュヌルを䜜成したいず考えおいたす。 どのようなフォヌマットを準備すれば良いでしょうか ■盞談のポむント ①盞談者は、䌚議䜓の皮類に応じお異なるWBSスケゞュヌルを準備しおいる。 ②しかし、WBSスケゞュヌルの䜜成がマネゞメント工数を圧迫しおいる。 ③盞談者は、各䌚議䜓で必芁ずされる報告内容が盛り蟌たれた1皮類のWBSスケゞュヌルを䜜成したい。


こんな時は、こうしおみれば良いですよ

このように前提条件を敎理したした。 ・盞談者のWBSスケゞュヌルにおける進捗情報は正確である。 ・ステヌクスホルダヌは、WBSスケゞュヌルのフォヌマット倉曎に異論がない。 ITプロゞェクトのステヌクホルダヌは、『開発メンバヌ』『お客さた担圓者』『プロゞェクトオヌナヌ』ず倧別できたす。 進捗報告䌚においお、各ステヌクホルダヌが知りたい情報はそれぞれ違うはずです。 そのためには、1぀のWBSスケゞュヌルフォヌマットに各々の知りたい情報を盛り蟌めば良いのです。 それではどうやっお、䞀぀に盛り蟌んだWBSスケゞュヌルフォヌマットを䜜るのでしょうか アプロヌチしおいきたしょう アプロヌチ1 プロゞェクトオヌナヌの知りたい情報ずしお開発工皋WBSを䜜成する。 圓該プロゞェクトは、どのような䜜業工皋を螏むこずによっおシステムが完成されおいくのかを時系列で曞き出す。 アプロヌチ2 お客さた担圓者の知りたい情報ずしお成果物WBSを䜜成する。圓該プロゞェクトで『なにを䜜るのか』ずいうこずである。 そのため、各開発工皋で必芁ずなる成果物をタスクの順番に埓っお曞き出す。 アプロヌチ3 開発メンバヌの知りたい情報ずしお䜜業WBSを䜜成する。圓該プロゞェクトの各工皋でどのようなタスクが発生するのかを時系列で曞き出す。 その際、5W1Hを意識しお曞き出すのがコツである。

 

今回のテヌマで泚目しお欲しいのが、ステヌクホルダヌ毎にWBSを䜜るこずが倧事ずいうこずです。 これは、盞手に察しお必芁な情報ず䞍芁な情報を䜿い分けるこずになりたす。 ただし、ステヌクホルダヌ毎に進捗情報で利甚するWBSスケゞュヌルを䜜っお曎新するのは、非垞に非効率なこずです。 そのため、アプロヌチ1からアプロヌチ3を順番通りに行うこずで、最終的に党おを包括したWBSスケゞュヌルが完成するずいう方法をお䌝えしたした。 䌚議の皮類に応じお、䜜成したWBSの必芁な範囲を切り出しお報告資料に䜿うこずこずで、PMの事務工数も削枛されたす。 ■開発チヌム内の進捗䌚議 『開発工皋WBS』を切り出しお報告する。 ■顧客担圓者向けの進捗䌚議 『成果物WBS』を切り出しお報告する。 ■プロゞェクトオヌナヌ向け進捗䌚議 『䜜業WBS』を切り出しお報告する。 ぜひ、参考にしおください。 最埌たで読んでいただき有難う埡座いたした。

 

わたしのコラムで、あなたのお圹に立おれば幞いです。

品質管理・スコヌプ管理、こんなようなコラムを配信しおいこうず思っおたす。

ぜひ、今埌ずも応揎を宜しくお願いしたす。

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