工数見積りのチェック方法|前任PMの見積りをAIで見直して分かった改善ポイント|PIMOKA活用術#01
- 林 雄一郎
- 5月30日
- 読了時間: 3分

◆ はじめに:工数見積りの違和感、どう対処する?
「前任PMが作成した工数見積り、本当に信頼できるのか?」この疑問は、プロジェクトを引き継いだPM・PMOなら一度は直面するはずです。
私の場合も、前任者が残したWBSや工数表には一見それらしい根拠があるものの、どこか腑に落ちない違和感がありました。
何を基準に妥当性を判断すればよいのか?誰に確認すればいいのか?
そんな時、プロジェクトマネジメントに特化した**AI相談ツール「PIMOKA」**に相談してみることにしました。
◆ PIMOKAとは?PMOに特化したAI相談ツール
PIMOKAは、プロジェクトマネジメント領域に特化したChatGPTベースのAI支援ツールです。
「課題の意図整理 → カテゴリ分類 → 意思決定支援 → 回答生成」の4ステップで、現場でそのまま使えるアドバイスを構造的に返してくれるのが特徴です。
「誰にも相談できず、一人で判断に迷っていた」
──そんな不安を、プロPMレベルの視点でサポートしてくれる**“もう一人の右腕”**のような存在です。
◆ 工数見積りのチェック方法とは?【AIが指摘した3つの視点】
実際にPIMOKAへ以下のように相談しました:
質問: 前任PMが作成した作業工数の妥当性を確認したい。
返ってきたアドバイスは非常に実用的で、以下の3つのチェック視点が提示されました。
✅ チェック視点①:過去プロジェクトとの比較
同様の規模・内容のプロジェクトと比べて、工数に過不足がないか確認。
✅ チェック視点②:WBSの粒度と前提条件の確認
WBSの粒度が粗すぎ・細かすぎないか。
前提条件の明示はあるか。
✅ チェック視点③:関係者ヒアリングによる裏付け
工数に含まれていない作業がないか。抜け漏れのヒアリングは重要。
◆ 工数見積りのチェックリスト
チェック項目 | 評価観点 |
WBSの粒度 | タスクが1日単位か?粗すぎ/細かすぎないか |
類似業務との比較 | 過去のプロジェクト実績と比較して妥当か |
見積もり根拠の明示 | 根拠となるロジックや前提条件が明記されているか |
◆ AIで見えた改善ポイント【実例】
PIMOKAのアドバイスをもとに、過去プロジェクトの工数と見比べたところ、テスト工程の工数が平均より3割も少ないことが判明。
さらに実務メンバーに確認したところ、レビューや修正対応工数が含まれていないことも分かりました。
結果として、以下の対応を実施:
テスト工程に+3人日を追加補正
工程末に2人日のバッファを追加
修正根拠を明記し、再提出・合意
◆ まとめ:工数見積りの精度は「チェック方法」で変わる
「なんとなく不安」を構造的な判断軸に変換してくれる
経験値ではなく、判断基準を持つことが品質の鍵
PIMOKAは、PMO初心者にとっても判断の補助線として機能する
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PIMOKAを使うとここまでできます!今ではプロジェクト管理にはAIは相棒ですね。
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