【プロジェクト計画書の解説】ChatGPTでここまで作れる!WBS+マイルストーンの自動生成テンプレートを公開
🔍 この記事のポイント
「WBSを書けない…」というPM初心者向けに構成されています
ChatGPTでWBSとマイルストーンを自動生成できる6ステップのプロンプトを紹介
一部プロンプト(STEP1〜3)と生成されたWBS構造を公開、全文は無料会員限定で配布
WBSが書けない──それ、あなただけじゃありません
「初めてPMを任されたけど、WBSってどう作ればいいの?」
「上司にレビューをお願いしたいけど、たたき台すら作れない……」
こうした悩みは、プロジェクトマネジメントの現場で日常的に聞こえてきます。
特に、PM初心者にとって"WBSとマイルストーンの設計"は最初の大きな壁。
正直、Googleで「WBS テンプレート」と検索しても、自分のプロジェクトに合うものなんて見つかりません。
でも、もしChatGPTで“レビューに出せるレベルのWBS”を自動生成できたら?
WBSとは?マイルストーンとは?(検索ワードに対応)
WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクトの作業を階層構造で整理した設計図のようなもの。
各フェーズで必要な成果物やタスクを分解して、進捗管理や担当割り当てを行いやすくします。
マイルストーンとは、プロジェクトにおける重要な節目。
例えば「要件定義完了」「ユーザーテスト終了」など、上司や顧客に進捗報告しやすい“区切り”です。
この「WBSとマイルストーン」はセットで考えるべきですが、それをゼロから作るのは至難の業です。
ChatGPTで解決する「WBSが作れない」問題
私たちは、「WBSが書けないPM初心者」でも使えるように、ChatGPTに以下のようなステップでWBSを作成させるプロンプトを設計しました:
ChatGPT用プロンプト(STEP概要)
STEP0:プロジェクト名・概要・スケジュールを入力
STEP1:開発フェーズ(例:要件定義、基本設計…)を確定
STEP2:各フェーズにおける成果物を自動生成
STEP3:成果物に対するタスクを抽出
STEP4:作業単位(人日・担当者ロール)を追加
STEP5:各フェーズのマイルストーンを定義
STEP6:論理的な整合性を自動検証
これを順番にChatGPTに入力することで、「何もないところから、上司に提出できるWBS」が完成します。
プロンプトは全7ステップ構成
ChatGPTでWBSとマイルストーンを自動生成するプロンプトは、全7ステップで構成されています。
↓↓↓ 1回目の実行プロンプト ↓↓↓
※⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎、yyyy、mmに情報を入力する、(例: )の部分は削除する。
✅ ChatGPT用 WBS+マイルストーン作成プロンプト
🔹STEP0|前提情報の提供
以下の前提情報に基づいて、STEP1からSTEP6まで段階的にWBS+マイルストーンの設計をお願いします。
PM初心者のため、成果物や依存関係は標準的なITプロジェクトに沿って補完してください。
プロジェクト名:⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎(例:システム刷新)
プロジェクト概要:⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎(例:人事システムを新規開発し、業務効率化とペーパーレス化を図る。 )
スケジュール:開始=yyyy年mm月、終了=yyyy年mm月
備考:PM初心者のため、粒度や構造の整合性に配慮して作成してください。
↓↓↓ 2回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP1|WBSの第1階層(開発フェーズ)の確定
以下の開発フェーズをWBSの第1階層として使用したいと考えています。内容・順番に問題がなければ「そのまま採用」、修正点があれば提案してください。
1. 要件定義
2. 基本設計
3. 詳細設計
4. 開発 / 単体テスト
5. 結合テスト
6. 総合テスト
7. ユーザーテスト
8. 移行
9. 運用保守設計
↓↓↓ 3回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP2|各フェーズにおける代表的な成果物(第2階層)
STEP1で確定した各フェーズに対して、代表的な成果物を2〜3個ずつ挙げてください。
一般的なITシステム開発の標準成果物を想定してください。
↓↓↓ 4回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP3|成果物に対応する作業タスク(第3階層)
STEP2で挙げた各成果物に対して、それを作成・完成させるために必要な作業タスクを2〜3個ずつ挙げてください。タスク粒度はWBS管理に適したレベルとしてください。
↓↓↓ 5回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP4|タスクごとの具体的な作業単位(第4階層)
STEP3の各タスクに対して、以下の情報を含む作業単位を作成してください。
* 作業名
* 担当ロール(例:PM、SE、PG、テスターなど)
* 想定工数(例:0.5人日〜3人日)
↓↓↓ 6回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP5|マイルストーンの定義
STEP1で提示された各フェーズに対して、マイルストーンを以下の形式で提示してください。
* フェーズ名
* マイルストーン名(例:要件定義完了)
* 達成条件(例:成果物レビュー完了・顧客承認)
* 備考(必要に応じて)
↓↓↓ 7回目の実行プロンプト ↓↓↓
🔹STEP6|論理検証・構造整合性チェック+最新版WBS・マイルストーンの一覧出力
以下のSTEP1〜STEP5で構築されたWBS構造およびマイルストーンに対して、次の観点から論理的な整合性を検証してください。
各チェック項目について「OK/NG」で判定し、NGの場合は理由と修正案を必ず記載してください。
✅ チェック対象項目:
1. フェーズ(工程)の順序に矛盾がないか 例:設計フェーズより前に開発やテストが始まっていないか
2. 成果物とタスクの対応関係に過不足がないか 例:成果物があるのにタスクが定義されていない/タスクが過剰でないか
3. マイルストーンの位置・粒度・達成基準が適切か 例:各フェーズに対して明確かつ一貫性のあるマイルストーンが設定されているか
4. 作業単位(担当ロール・工数)に無理や不整合がないか 例:1人に過剰な作業が集中していないか、担当ロールが適切か
5. WBS全体として構造的に矛盾がないか 例:粒度の統一、重複・抜け、構造の破綻などがないか
📄【出力形式①:検証結果(文章形式)】
各チェック項目に対して、以下のように出力してください:
1. フェーズの順序に矛盾がないか:OK
2. 成果物とタスクの対応関係に過不足がないか:NG
→ 詳細設計フェーズに成果物はあるが、タスクが未定義です。
→ 修正案:ER図作成、データ定義書作成などのタスクを追加してください。
📊【出力形式②:最新版WBS構造(Markdown表形式・全件一覧)】
検証が完了したら、その時点で構築された最新版のWBS構造を、以下の5列構成のMarkdown形式の表で全件出力してください。省略・要約は行わず、全フェーズ・全成果物・全タスクを網羅してください。
* 列構成:フェーズ|成果物|タスク|担当ロール|工数(人日)
出力例:
| フェーズ | 成果物 | タスク | 担当ロール | 工数(人日) |
|----------------|------------------|----------------------------|-------------|---------------|
| 要件定義 | 業務要件定義書 | ヒアリング実施 | PM | 1.0 |
| 要件定義 | 業務要件定義書 | 業務フロー作成 | SE | 2.0 |
| 基本設計 | 画面設計書 | 画面構成検討 | SE | 2.0 |
(この形式で最後のフェーズまで全件出力してください)
📄【出力形式③:最新版マイルストーン一覧(全件・表形式推奨)】
WBSの各フェーズに対応するマイルストーンを、以下の3列構成の表で全件出力してください。
* 列構成:フェーズ|マイルストーン名|達成条件
出力例:
| フェーズ | マイルストーン名 | 達成条件 |
|------------------|--------------------|----------------------------------------|
| 要件定義 | 要件定義完了 | 成果物レビュー完了+顧客承認取得 |
| 基本設計 | 基本設計完了 | 画面設計書・業務ルール一覧のレビュー完了 |
| 詳細設計 | 詳細設計完了 | データ定義書と処理設計のレビュー完了 |
(この形式で全フェーズ分を出力してください)
✅ 注意事項
* チェック結果とWBS・マイルストーン出力は必ずセットで出力してください
* 省略・要約は禁止です。全フェーズ・全成果物・全タスクを漏れなく出力してください
* NGが存在する場合でも、その時点での最新版WBS構成を必ず出力してください
実際に生成されたWBS構造(このプロンプトで作れます)
以下は、STEP0〜STEP6までのプロンプトを用いてChatGPTが生成したWBS構造の一例です:

各フェーズの最後には「マイルストーン(例:要件定義完了、ユーザーテスト終了)」も自動で設定されるため、レビューや進捗報告にそのまま活用できます。
まとめ:WBSを“ゼロから”ではなく“AIで”作る時代
もはや、WBSをゼロから作る時代ではありません。
「たたき台」があるだけで、上司と会話できる。レビューに出せる。進捗も管理できる。
あなたのプロジェクトに“型”をもたらす一歩は、ここから始まります。
#WBS #マイルストーン


