作業工数の妥当性を見極めるチェックリストと再見積もり手順
◆ はじめに
一般公開記事「工数見積りのチェック方法|前任PMの見積りをAIで見直して分かった改善ポイント|PIMOKA活用術#01」では、以下のような相談事例を紹介しました。
相談内容:
前任PMが作成した作業工数の妥当性を確認したい
本記事では、その回答をもとに、実務で使えるチェックリストと、工数を見直す際の具体的なステップを提示します。
プロジェクト引継ぎ時や工程見直しの場面で、すぐに活用できる内容です。
◆ 工数見積りの妥当性チェックリスト(実務対応版)
PIMOKAの回答をもとに、現場でそのまま使えるレベルに整理したチェックリストです。
レビュー・引継ぎ・トラブル対応時の確認に役立ちます。

◆ 再見積もりの具体的手順|5つのステップ
PIMOKAの助言をふまえた、再見積もりの具体的な進め方を紹介します。
🧩 Step 1:現状工数の可視化
工程ごとのWBS・見積工数を一覧化
現在の見積根拠資料・前提条件を明文化
🧩 Step 2:比較対象の抽出
同種・同規模プロジェクト(過去2件以上)を参考に
特に注意すべき工程(レビュー、移行、テスト)に着目
🧩 Step 3:実務担当へのヒアリング
担当者に「この工数で足りるか」「見積漏れはないか」を確認
よくある見落としポイント:
会議・調整時間
レビュー・修正対応
顧客待ち時間
🧩 Step 4:工数の補正とバッファ追加
修正理由を明示しつつ、必要な工程に人日を追加
全体の5〜10%のバッファを工程末に加算
🧩 Step 5:再見積資料の作成・共有
修正前後の工数差分をドキュメント化
修正理由・根拠・ヒアリング結果を添えてチーム・上長に共有
◆ 工数レビュー用テンプレート(参考)
🔸 工数見積レビューシート

🔸 見積根拠記述テンプレート(Word)
工程名:詳細設計
見積方式:類似プロジェクト比較+規模換算
前提条件:画面数12、外部IF3種
補正理由:要件変更頻度が高いため5%バッファ加算
◆ よくある落とし穴と回避ポイント
❌「なんとなく多めに取っておけばいい」は失敗の元 → ✅ 数値の根拠を明示し、再利用できる形で残す
❌ 見積りが“黒箱”化し、後任や上長がレビューできない → ✅ 工数差分とその理由を「見積修正シート」に記録する
◆ おわりに
工数見積りは、プロジェクト品質とチーム運営の屋台骨。
PIMOKAを使えば、曖昧な「感覚判断」から脱却し、構造的かつ透明性のある見積りが可能になります。
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